たけちゅさん宅

たけちゅが思ったこと、したこと、つれづれなるままに

「発がん性」の怪しさ。

発癌性物質」と呼ばれるモノが存在する。
しかし、肝心の発癌のメカニズムがわかっているのかと言えば、否である。なのに、なぜ「発癌」だと主張できるのか疑わしいのではないか、と思った。


IRAC発癌性リスクとしてリストアップされている物質群は存在する。
IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans
Benzene、Neutronなど有名所を中心に多様な物質に「発癌性」が認められている。そこはおそらく統計的に示されているはずなので、あとはメカニズムさえ解明できれば良いように思う。


しかし、怪しいと感じるのは、化学反応の結果、〜が生じて、その〜が発癌性を持っている、と主張している場合である。
専門的に言えば、in vitroでの反応が、in vivoでも反応しているのか、またそれをどのように確認したのか、と問いたい。

in vitroとは「試験管」での反応を意味する。そして、in vivoが「生体」での反応である。「生体」での反応条件が本当に整っているのか怪しいのに、in vitroでの化学反応結果を基にした主張が幾つか見受けられて、残念に思った。あるいは、その論拠となる研究論文を明示していない時点で信頼に足らない、と判断できる。



健康論信者の方は、きちんと科学のマナーに則って主張してもらいたいものである。