たけちゅさん宅

たけちゅが思ったこと、したこと、つれづれなるままに

タンパク質のお話。

細胞=街、タンパク質=建物、DNA=設計図

動植物は多数の細胞から構成されている。
細胞はタンパク質などの集合体である。
特にタンパク質は、細胞が働くキーとなっている。

細胞はリン脂質と呼ばれる膜で囲まれている。
細胞を一つの街とすれば、このリン脂質はさしずめ地面のようなものである。そして、ところどころにタンパク質が家、公園、あるいは学校のように大小さまざまに存在している。災害で家が壊れるように、この細胞の街にある施設も壊されることがある。
そのときに再び作りなおすときの設計図となるのがDNAである。

この辺の研究はこの70年程度で一気に進展した。
遺伝物質については、アベリーなどの研究が1944年に発表されていたりする。
そして、ターニングポイントがDNAが二重螺旋構造であることを発表した1953年にある。
この功績の元となったのがX線解析にあることは有名な話である。

「建物」の研究

ヒトゲノム計画などでDNAを知っている人は多いように思う。あるいは、「親に似ているのは遺伝だ」や「頭が悪いのは遺伝だ」などと、遺伝について口走る人もいるくらい、遺伝は浸透している。設計図を変えることで細胞が生まれ変わる研究の成果がiPS細胞である。

設計図が、家よりも浸透しているように思える。
DNAを知っていても、実際に何をしているのか、を知らない人が多いのではないだろうか。
タンパク質の設計図であり、DNAを元にしてタンパク質を作っている。

このタンパク質の研究としては、「結晶化」と言って動かなくしてから構造を知る研究がある。
しかし、僕はこれをあまり良しと思っていない。

タンパク質=建物といったが、その建物の形が適宜変化している。
エヴァンゲリオンの第三新東京のように、建物が沈むことがある。

この変化によって機能しているはずなのに、結晶化すると変化を度外視していることになる。
そして、このタンパク質はこんな構造です、とバンッと出されても、A⇔A'と二項しかないことはないはずである。その中間の状態が多数存在するはずである。
虹は七色か、と言うと七色ではない。実際には、可視光のすべてが含まれている。
これと同じで、タンパク質自体は無限大に構造が存在しているように思う。

だから、あまり、そこに意味を見出せない私がいるというお話。