たけちゅさん宅

たけちゅが思ったこと、したこと、つれづれなるままに

「なりすます」という表現も良いのではないか。そもそも。

衆議院の解散に対して、小学四年生が「どうして解散するんですか?」というwebサイトを立ち上げた、と話題になる件がありました。
もちろん製作者は小学四年生ではなく、弱冠20歳の若者でした、という話。
それに対して猛烈に批判して、最終的に製作者たちに謝罪をさせた。

「卑劣だ」と批判する方をネットでは見受けられる。
あまりに卑劣な「小学四年生なりすまし」事件に思う - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)


まず第一に。
匿名なり、ペンネームなりで評論活動をしている人というのがいる。
彼らは「その名前の人物」になりきって、評論活動をしているわけである。
その「なりすまし行為」は旧来より存在するが故に認めて、一方で彼らの行動を否するのは間違っているだろう。


次に、サイトの構成が騙そうとしてる(上述のサイトを参考)と否する方がいる。
そもそも邪推が酷すぎるように思う。
確かに小学四年生です、ということでviewerを増やす手法から、邪推が過ぎてしまうことは否めない。
だが、キャラクターを創りだしてしまうことがそこまでダメなのか。

「政治」はマジメに考えろ、というところだろうか。
だが、そのマジメにこだわりすぎる部分が、政治離れを引き起こしているのではないか、そもそも。
投票率が低下している。
なのに、旧来通りクソ真面目に考えることにこだわる。
日本人の救えない一面がここでも発露しているようですね。
過去にこだわりすぎて、新しいモノを生み出せない性。


さて、紀貫之が著した「土佐日記」を『男』が書いているのに、なんで『女』を名乗ってんだ、と批判する人間が、今回の件も批判するのは結構だ。
だが、そうではなく通りすぎてきた人間が、政治だからといって批判していたようにしか思えない。
そして、それが投票率の低下を引き起こしていることにいい加減、気づいてほしいものだ。

もちろん、若者の投票が減ることで、老人の票数の割合が増え、そして老人が当選していく現代の構図を維持するのならば、既得権益側にとっては問題ないんだろう。



個人的に。
この若者たちの行動は何ら問題がないと思っている。
なのに、謝罪をしてしまったところが非常に残念で仕方ない。