たけちゅさん宅

たけちゅが思ったこと、したこと、つれづれなるままに

バイトから見たなにか。

最近、バイト先の後輩(大学生)に目立つのが「ドタキャン」と「遅刻」である。

この2年ほどで急激に増えた。昨年はポツポツ出ていたものが、今年は頻発している。
そのバイトとは大学進学希望者(高校生~高卒生)対象の模試監督である。
受験生の質も年々、低下しているように感じる。5年前であれば、言ったことは最低限やってくれていたし、受験生のミスはたいていこちらの説明不足であった。しかし、この2,3年は言ったことですらできない子が増えている。
そんな彼らが大学生になれば、後輩としてやってくるので、冒頭のようなことを行えるのだろうか、と勘ぐってしまう。

そんな今年。バイト先でやらかしたコトをSNSで公開して問題視される事件が頻発していた。

9月、某回転寿司チェーン店で、しょうゆ差しを鼻に突っ込む写真をtwitterに上げた事例が、確認できる限り最初の出来事のようである。それを中途半端に「~ありました」程度に取り上げたマスコミの影響でか、類似のことを繰り返す輩が多数twitterに写真をアップしていった。
その一ヶ月後には、アイスケースに顔をつっこむ輩が出だす。

ここまでは客による迷惑行為の一つであった。
例えば、居酒屋で大声で叫ぶ客と同程度の質。

次に出てくるのが、福井の焼き肉店バイトで尻を出して仕事に励んでいる事例くらいから、若者のバイトによる事例が増え始めたように思う。ピザチェーン店でネズミの死骸をピザの横に置く事例、青果売り場で廃棄物を口に入れる事例、蕎麦屋のバイトが食洗機に足を突っ込む事例などなど、上げだすと枚挙に暇がない。



そして、そんなバイトテロの被害にあったそば屋さんがついに破産した。

それ以前に、店舗を増やしていたのに、バイトテロ以前の段階で規模を縮小して再建を行おうとしていたらしいので、破産したことが必ずしもバイトテロだけが原因ではないとは思う。。。

しかし、それ以上に。
バイトテロを悪として叩いたり、「若者はなぜ?」と机上の空論を書き並べて金儲けをしたり、そのような行為をしても、被害者の生活には何の救いにもならない。
それは正義とは程遠い行動なのだと自覚しているのだろうか、と思うわけです。

特に前者。その行為がまるで正しいかのごとく、過剰なまでに叩く。
その結果が間違いなく、破産への主要な一因だと思うわけです。
クレーマーの一種。
しかも、そこを利用していないと思われる人間ばかりがクレームをつけて、「店-利用者」で解決できる問題をわざわざ社会問題に広げてしまう。その最たる被害者が、被害店となっている。
バイトに関する教育などの義務があるのは確かである。

すべての責任を店側に押し付けて、あとは知らぬ存ぜぬで済ませる社会って正しいのですか?

個人的には、そうすることで自分には関係ないものとして処理してしまう大多数の大人のせいで、こういう子どもたちが生まれてきているのではないか、と思うのです。



バイトの子が悪いのではなく、この社会の歪みがすべて若者に押し付けられて、その発現がバイトでの事例に繋がっているのじゃないのか、と思うわけです。

例えば、学校では授業中に野次を禁止するにもかかわらず、国会議員どもは野次を平気で飛ばす。そのような歪みがたくさん社会にはある。その歪みを見てみぬふりするくせに、子供を責める社会はどう考えても、おかしいわけです。

歪みを直す手っ取り早い方法は、破壊。どこかの歪みを直しても、別のところが歪んで・・・の繰り返しになるわけですから、一度すべてが破壊されるべきなのです。

安寧で利を得るのは老にありて、若にはあらず。