たけちゅさん宅

たけちゅが思ったこと、したこと、つれづれなるままに

新卒採用という『演劇』に、飽きました。

「君から、やる気を感じない。」

自己PR時間。つまらない。

しょせん一学生がやったコトなんて、どれもこれも大差ない。

社会的インパクトゼロ。むしろ、社会的インパクト残せる奴は、面接なんて受けない。で、そのインパクトのない体験に、いかに自己陶酔できるか、という点だけで評価される。要するに、acter/actressを求めてるわけ、「就活生」っていう役の。

「社会人」という役を求めるなら、実際に働く状況を作り出して振る舞わせていかないと判断できないだろ。インターンってのはそれを評価する機会だから、本当はインターンだけで評価されるものなんだよね。

で、俺は「就活生」になりたいわけじゃないんだよ。

これが、やる気なしって評価につながる、世間では。

 

「パンチが足りない(君は就活生役になりきれていない)」

海で溺れて、陸にたどりつかずにもがく奴はやる気はあると思う。

けど、それで溺死をしたところで、その人がもがいたのか、もがいていないのか、なんて評価されない。死亡診断書に溺死の記載がされるだけ。だから、実はもがいていなかったのかもしれない。誰にも評価できない。

陸にたどりつくことで、初めて、評価される。もがいてがんばったから、運がよかったから、いろんな語り口を選べる。そして、いずれでも評価される。結果を出せたから。けど、陸につくという成果を出せなかった奴は、溺死っていう評価しかされない。

 

さて。新卒就活。

学生に立派な経験談はない。

たいそうな経験談を持つ奴は、そもそも面接を受けない。

新卒就活生の体験談なんて、良い人でも浅瀬でゴロゴロしてたら波のせいで口に海水入ってしょっぱかったけど、うがいをして不快を消しました程度。大半の人は家のお風呂で潜っていたら苦しかったけど、顔を出したら呼吸できました。

そんな経験談を、いかにドラマティックに語れるか、というのが「新卒就活生」の演技題目になる。

けど、家のお風呂で溺れたけど溺死しなかった人間が海で溺死しないって保障できるの?って話。論理の飛躍。新卒採用の現場なんて、ほんとうにそんな論理の飛躍がまかり通っている。その現実に疑問を感じた。

お風呂を海に見立てて、潜って苦しかった体験を溺れた体験だと脳内妄想して語るってのが無理。そこまでエンドルフィンは分泌されない。

そう考えると、身の丈にあった体験で語るわけ。別にドラマティックでもないし、ふつうのことをドラマティックに語る馬鹿なことをなんでしないとダメなのって?

どうやら、これもやる気ないって判断されるらしい。